BarkRiver ダブルサイド パドルストロップ キット



両面使えるパドルストロップと、固形コンパウンドがセットになりました。

ストロップに固形コンパウンドを均一に塗布し、その上を、パンにバターを塗るようにナイフを滑らせます。

鋭いコンベックスを仕上げるコツは、あまり力まずに、浅い角度(水平寄り)で軽く滑らせること。パワーより回数で研いでください。

逆に、刃先のカーブを鈍角にして強度を上げたい場合は、角度を深く(直角寄り)し力を入れるほど鈍角になります。
鋭さは鈍りますが、斧のような頑丈な刃先になります。

ブレードの角度と力の入れ具合で、コンベックスグラインドの特性が変化します。

いずれにしても、美しいコンベックスを作ることができます。


【セット内容】
・両面パドルストロップ×1
・固形コンパウンド:黒 # 3,000番×1
・固形コンパウンド:緑 # 6,000番×1

【砥面仕様】
革面の荒さが表裏で異なる場合があります。
どちらが優れているというわけではございませんが、一般的に荒い方には番手の低い(粒子の荒い)コンパウンドを、細やかな方には番手の高い(粒子の細かい)コンパウンドをご使用ください。

※ご使用者の好みにもよりますので、必ずしも絶対にそうでなければならないわけではありません。






【よくある質問】

Q:はまぐり刃以外も砥げますか?

A:ストレートエッジの場合、タッチアップや刃先を整える程度に使う方もいらっしゃいます。
例えば、理容師のカミソリや、レザークラフトで使う革包丁などです。
理容師が革のベルトのようなものの上をカミソリを滑らせているのがそれです。
刃先を滑らかに整え、肌が傷つきにくいようにしています。
革砥を使ってストレートエッジを本格的にしっかり研ごうとすれば、それはコンベックスを目指す場合ですね。
ベベルから子刃に変化する角の部分と刃先から先に削れていき、最終的に全体がコンベックスになるイメージです。
片面がハマグリの場合、ハマグリ面にはストロップが有効です。


Q:初心者なのですが、この製品は簡単に扱えるのでしょうか。

A:はい、とても簡単です。
石と違ってやわらかいので、多少確度がばらついてもちゃんと研げます。


Q:コンパウンドは3色持った方が良いのでしょうか。

A:最低でも、黒と緑は持つことをオススメします。
ちゃんと仕上げて、鋭くスムースな切れ味を手に入れたければ白もあると良いです。
紙や体毛で試したときに違いがわかります。


Q:さらに、同じ革砥面で違う色のコンパウンドが、例えば上塗りの形で混ざって使用しても問題ないものなのでしょうか。

A:「問題」はありませんが、お勧めはいたしません。
細かい粒子と粗い粒子が混ざっていると、いつまで経っても仕上げはできないことになります。
粒子別に研ぎ進めていただくことをオススメいたします。
また、塗りなおしをしたい場合は、ホームセンターなどで金属ブラシを購入し、
ブラシで砥面をブラッシングするとコンパウンドを落としやすいです。
ブラス系など、ある程度やわらかめのブラシが良いかと思います。


Q:革の荒さが裏表で違いますが、どちらにどの粒度のコンパウンドを塗ればいいですか?

A:使い手によって好みがありますので絶対そうでなければならないという訳ではないですが、一般的には荒い方に番手の低いコンパウンドを、肌理が細やかな方に番手の高いコンパウンドを使われることが多いようです。

カテゴリーから探す

グループから探す