JDバーフォード マイナーズランプ Lサイズ / オールニッケル #N60

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18,920円(税込)

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伝統製法によるハンドメイド品
マイナーズランプ 〜鉱夫のランプ〜

「パズーのランプだ!」なんて声が聞こえてくる逸品。
ジブリ作品「天空の城ラピュタ」で出てくるんです、マイナーズランプ。

さて、「マイナーズ」とは鉱夫の意味。
古い話になりますが、かれこれ200年前。
危険でタフな鉱山専用ランプとして使われていたこのランプ、今でもイギリスのウェールズで製造されています。

この度、Bush Craft Inc.が日本の総代理店としてリーズナブルな価格で取り扱いを開始。
あのマイナーズランプが、新品で、交換部品ありで、日本語説明書もついてこの価格。

ブッシュクラフトキャンプのお供には、最適な演出となることでしょう。


使い方

1. ランプの底(ベース)を反時計回りに回して取り外します
2. 芯を口金ごと外すと、タンクの注ぎ口になります
3. 燃料タンクに最大20mlのパラフィンオイルを入れてください
(タンク最大容量は30mlですが、満タン付近まで入れると芯を戻した時に燃料があふれることがあります。)
4. 芯は口金から2mmまでの突出に抑えてください
5. 芯を口金ごとタンクに戻します
6. 点火したら、ベースをランプ部分に戻します

消し方

1. ランプ後ろにある通気口から吹いてください
(ランプはとても熱くなりますので十分注意してください)

注意事項

1. パラフィンオイル以外をランプで使用するととても危険です。如何なる理由の場合も専用のオイル以外は絶対に使用しないでください。

2. このランプは明かりを灯すため以外には使用しないでください。

3. 本品は炭鉱で使えるほど頑丈ではありますが、実際に引火性ガスが充満する炭鉱で使うための内部構造は不要なため省略し、おもとめやすい価格と軽量化を実現しています。ガスが充満しているなど引火の危険性があるような環境では危険ですので絶対に使用しないでください。

お手入れには金属研磨剤をおすすめします。



【仕様】
■素材
・ボディ:ニッケル
・グローブ:ガラス

■寸法
・225(300)xΦ88mm
※()内はハンドル含む寸法

■重量
・780g

■オイルタンク容量
・約30cc(約5時間)

■製造国
・イギリス(ウェールズ)




□ご注意
・燃料には必ずパラフィン系のオイルランプ用オイルをご使用ください。灯油やガソリンは使用しないでください。
・着火後はボディが非常に熱くなります。火傷に十分ご注意ください。
・ボディが熱くなっている状態で、フック先端のゴムがボディに触れるとゴムが変形したり溶けたりすることがあります。
・芯は口金より2mm以下でご使用ください。2mm以上で使用すると本体の変色・変形の原因になります。芯繊維の開き具合により2mmでも煤が発生することがあります。煤が出る場合は芯の突出量を下げてください。


マイナーズランプ(セーフティーランプ)の歴史

石炭鉱業の歴史上でマイナーズランプは画期的な発明だったといえるでしょう。ハンフリー・デイヴィー氏が1815年にマイナーズランプを開発するまで、鉱夫はロウソクを利用していました。
むき出しになったロウソクの火が炭鉱のガスに引火して爆発するといった事故により死者が出てしまうこともしばしばあり、イギリスでは1814年だけでも死者160人に達しました。

元祖オイル・ランプ『デイビー・ランプ』は、上部が白い金網、底部分がガラスで囲まれた構造になっていました。
上部の金網部分から炎に必要な空気を供給し、同時に引火性ガスもランプの中で燃焼させると、ランプの外のガスには引火・爆発等を起こさないことを発見したのでした。但し、これは金網が熱くなり過ぎたり、強い風などが吹いて火が外にむき出しになったりしてしまったときに危険だったために、後のランプには風などを防ぐカバーがつくようになりました。
こうして、マイナーズランプは本品のような外観になっていきます。
マイナーズランプのもうひとつの機能はガスの検出です。炎の大小でそれが判断でき、ガスが濃いほど炎が青くなります。
マイナーズランプは石炭採掘のための地底作業をより安全なものにしましたが、逆に、それまでに行けなかったような、ガスが充満した危険な場所にまで行かせようとする指揮官がいたことから、デイビーを恨む人も中にはいました。しかしながら彼を称賛する声もあり、彼はこのように言っていました。

「北に住んでいた頃、どれだけの鉱夫やその家族の、命や生活を救ったかという感謝の手紙を受けることほど感慨深いものはなかった」
デイビーいわく、「私は人の命を少しでも救いたかっただけ」と言い、とてつもない価値があったであろうマイナーズランプの特許取得を辞退しました。今ではランプの外観は大きく変わりましたがその主な構造は今も変わりありません。

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